チューニングピンを回して音を合わせるために使用する工具で、ピアノ調律師の最も代表的な工具です。
回すといっても微妙にピンを動かすだけでグルグル回すわけではありません。
写真は音を止めるなどの調律道具、その他整調工具(アクションを調整するための工具)です。整調は部品ごとに専門の工具があるため、多くの工具を使い分けて調整します。
写真の工具は主にアクション部品の修理を行うものです。(一部整調工具や整音工具も入っています)
修理内容によっては、引き廻しやノミ、カンナも使用します。
写真の工具はおもに弦を張ったり、チューニングピンを交換したりする時に使用するものです。
これらの道具も常に持って調律に出かけます。
工事店のようですが、特にチューニングピン回りの作業には電動ドリルドライバーも重宝します。
工事の時によく耳にするあのインパクトドライバーとは異なります。
後の調律作業に備え、チューニングピンを打ち込む時など衝撃音を伴う作業を行う際は、イヤーマフで耳を保護します。
専門工具では無く一般的な工具を用いるときは、そのままでは使用できない場合があるので、写真のように角を取るなどの加工を施すこともあります。
その他作業によって販売されているものが使いにくい場合や、より安定して正確に行うために、治具や工具を一から自分に合ったものを制作して使用しています。
下記連絡先までお問い合わせください。
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メール:piano-info@id-c.co.jp
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