この記事の内容は2003年以前に作成しました。
VHFとは、1chから12chまでの周波数帯(30MHz~300MHz)
UHFに比べ、広範囲で受信できるが、ゴーストなど、受信障害が出やすい。
UHFとは13ch~62chの周波数帯(300MHz~3GHz)までの周波数帯のことです。
それぞれのチャンネルは決まった周波数帯を持っており、それを合わせるとチャンネルが定まることになります。
仕組みは通常のテレビとまったく異なります。電極をつけた2枚のガラス板の間に特殊ガスが封入されています。そこに電圧をかけると放電し、発生した紫外線が赤・青・緑の発光体を発光させ、画像をつくるというシンプルな構造です。
ブラウン管テレビに比べ1枚1枚の映像の周期が短いため、チラつきが少なく見やすくなっています。
同程度(32型相当)のサイズで消費電力を比較すると、ブラウン管テレビ200W、液晶テレビ150W、プラズマテレビ300W程度となっております。
36000km上空の人工衛星を中継し放送電波を送信。
地上中継局を介さず、家庭簡易受信設備で受信する仕組みです。
従来の地上波に比べ、大容量のデータをより効率よく、広範囲にローコストで伝達することが出来るというメリットがあります。またゴーストや場所による難受信などが発生しにくいという特徴があります。
衛星の種類にはBS(Broadcast Satellite:放送衛星)と、CS(Communication Satellite:通信衛星)があります。BSは国内放送向けの衛星、CSは国内外用通信衛星で放送も通信の一つと考えてよいでしょう。
BSアンテナとBSチューナーを設置すればNHK衛星第一、NHK衛星第二がご覧になれます。加えてWOWOWに加入し、専用のデコーダーを設置すれば、WOWOWもこのアンテナとチューナーで視聴できます。
音声のみの放送、セントギガも、WOWOWのデコーダーか市販されているコアテック方式デコーダーがあれば受信できます。BSアナログ放送の終了予定は2007年頃とされています。
映像をデジタル信号で扱うことにより、双方向性のある高品質・多チャンネルの放送を実現しています。またインターネットなどの通信メディアとデータを共用できますし、視聴者の扱いやすいように加工したりすることも出来るのでとても利便性が高いといえます。現在、NHK・民放各局・WOWOW・スターチャンネルがサービスを提供しています。
アナログ・デジタル両方で放送されています。
受信するにはハイビジョンチューナーが必要になります。アンテナは通常のBSアンテナでも受信できますが、アンテナ直径が45cm程はないとハイビジョン映像が反映されないようです。
テレビ本体に関しては、映像を投影する走査線が1125本(通常のテレビが525本)のハイビジョンテレビにおいてのみ、正確に反映されます。
ハイビジョンテレビでない場合、ハイビジョン放送を見るためには、MUSE-NTSCコンバーターでハイビジョン映像を通常の映像に変換する必要があります。このMUSE-NTSCコンバーターを搭載しているテレビもあります。
画質情報量が通常映像に比べ約5倍で縦横比が16:9、音質もCD並みで4チャンネル音声モード(前方3、後方1)もあります。
通信衛星を利用したデジタル放送。
BSデジタル同様、多チャンネル、高品質、双方向性を持つ放送ですが、番組編成や顧客管理など実際にサービスを提供する会社(プラットホーム)と契約する必要があります。
CS放送を行っている衛星は現在3つ有り、それぞれ東経110度、124度、128度上空に静止していますが、受信するためのアンテナ及びチューナーは扱う偏波の種類が違うという理由から110度用と、124度/128度用というように大きく2つに分けられます。仮に124/128度用のアンテナを110度CSに向けても受信はできません。
110度CSとBSデジタル放送は衛星が同じ位置取りなので、1つのアンテナ・1つのチューナーで受信することが出来ます(両衛星対応機種のみ)。124/128度CS放送のプラットホームがスカイパーフェクTV、110度CS放送のプラットホームがスカパー2です。
蛍光灯は室内全体を照らすメインの照明に適しています。比較的寿命は長く経済的。発熱量が少ないので、周囲に温度変化を与えにくいという特徴があります。それに対し白熱電球はやや赤みを帯びた光を発光し、コントラストを豊かにします。比較的、消費電力が多く、寿命も短いです。
直接照明:
強い明るさが必要な場合に用いられる手法です。照明効率は良いが光がまぶしく感じることがあります。
間接照明:
光源から出た光を壁や物体に照射して、その反射光を利用する手法です。照射効率は良くないがソフトな光が得られ、雰囲気作りに適しています。
半直接照明:
直接照明のまぶしさをおさえ、なおかつ部屋全体が明るくなるのでよく使われます。
半間接照明:
間接照明の光の一部が透過光となって出ていく照明方法。部屋全体にソフトな明るさが広がります。
シャンデリア | シーリングライト | ブラケット | ペンダント | ダウンライト |
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天井から吊り下げるタイプで、部屋に応じた装飾も兼ねています。 | 天井に取り付けるタイプで部屋全体を明るくする場合に適しています。 | 柱や壁に取り付けるタイプのものです。局所的な照明に適しています。 | 天井から吊り下げるタイプのものです。食卓の照明に良く使われます。 | 天井や床に埋め込むタイプです。安全性の確保などにも利用されます。 |
蛍光灯の明かりは連続して光っているように見えていても、実は毎秒100~120回点滅を繰り返しいます。
この点滅を「チラツキ」と感じますが、インバーターの照明器具は毎秒100000回点滅するため、チラツキがあまり感じられず、同じワット数でもひとまわり明るい光を放ちます。
消費電力も少ないので経済的です。
目安としてJISの照度基準法がありますが、照明器具のカタログを見ると照度(ルクス)が表示されていないことが多々あります。ワット数表示で明るさを考えるという傾向がありますが、ワットはあくまで消費電力であり、明るさを考える基準としては正確ではありません(特に蛍光灯の場合)。
目安として1畳につき、蛍光灯なら12W、白熱灯なら40Wの消費電力を持つ照明が必要ということです。
上記から6畳の部屋には72Wの蛍光灯ということになりますが、インバーター搭載の照明ならひとまわり少ない60Wぐらいのものでこと足ります。
読書や作業を行なう場合、これに加えて補助灯を使用しましょう。
またお年寄りが快適に過ごすための必要光量は若い人の約1.5~2倍といわれています。
電気代の節約を考えればインバーター搭載機種がお得です。
エクステリア・内玄関・物置・洗面所など、長時間連続して点灯させる必要がない場所にはセンサースイッチ付きの照明を使用することで、頻繁に人が出入りする内玄関では年間約4,000円の電気代が節約できるといわれています。
周囲の明るさを感知するセンサーと組み合わせた製品もあります。
照明器具はホコリをためないよう、月に1度は掃除をしましょう。
照明の明るさは、半年間の埃で約20%、キッチンなど汚れやすいところでは40~70%も低下するといわれます。
掃除をする時は電源を切り、ランプが冷えてから行います。通電部分は水や薬品で拭かないようにしてください。
電子レンジは、マグネトロンという部品から電波の一種であるマイクロ波を発生させ、食品中の水分子を揺り動かし摩擦させ、その摩擦により、食品が芯から温められるという仕組みです。
電波であるために食品が金属で覆われていると反射してしまいますので、アルミ箔や鉄製の皿は使えません。
消費電力が高いので延長コードなど間接的な電源口は使わないようにしましょう。
キッチンは濡れた手で電化製品を触るということが十分に考えられる場所であり感電の危険性が高いため、アースは必ず取り付けてください。
機種によっては、初期段階で脱臭作業を行なうものや、重量ゼロを設定するものがあります。
最初に説明書をよくお読みになってください。
この記事の内容は2003年以前に作成しました。
正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」です。
地球環境保護と資源の有効利用を目的とし、平成13年4月1日より施行されました。
消費者は料金(再商品化・回収運搬)を負担、小売店は廃家電の引取りと製造業者への引渡しを行い、製造業者は再商品化を行なうようそれぞれ義務付けられ、義務を怠った場合の罰則として「5年以下の懲役または1000万円以下の罰金もしくは併科」と定められています。
対象となるのはエアコン・テレビ・洗濯機・冷蔵庫の4品目です。窓用エアコンもここに含まれますが、液晶・プロジェクションなどは対象外となります。
基本的な再商品化料金はその大きさに関わらず、エアコンが3,500円、テレビが2,700円、冷蔵庫が4,600円、洗濯機が2,400円です。松下・ソニー・日立・東芝・三洋・三菱・富士通・シャープをはじめ、大半のメーカーがこの料金で再商品化を行なっていますが、一部異なるメーカー・製品もありますので、小売店などに問い合わせていただくと良いでしょう。
実際はこれに運搬収集料金と消費税がかかります。
循環型社会を形成するため、このような再利用・環境保全に関する法令は今後ますます拡大していく見通しで、現在の対象は4品目だけですが、事業系パソコンやガス・石油機器を対象品目として加えることなどが検討されているようです。